パラレルヂア ☆ドジっこ赤鬼ちゃん☆

伊藤/悠先生の「シュトヘル」のあとがき漫画読んでたら、いきなりドジっこで健気な赤毛ちゃんを思い付いて、なんか激しく　萌　え　た　！　(笑)

シュトヘル-悪霊-ちゃんならぬ、赤鬼ちゃん。
身体に傷がいっぱいあるのも、生き残れたのも、みんなドジっこのせい。
戦場では「お友達の馬たんには当たらないように、当らないようにぃ！」とぷるぷる脅えながら、ムチャクチャに刀を振り回して、周りの敵をなぎ倒す。
刀で斬られて（軽症）倒れたら、そこにあった石に頭ぶつけて失神。死んだと思われて深追いされない。
目が覚めたら戦は終ってて誰も居ない。　うわーん！と泣きながら赤池に戻ろうとして、道に迷ったり。崖から落ちたり。時には獣に襲われたりしてて、体にどんどん、どんどん傷が増えていく。でも死なない。
勘違いされ、気付いたら赤鬼と呼ばれてる。

若の首を刎ねる時も、「臆病者！」と言われてビクッ！ってなって、思わず仰け反り雨で滑って転んでたまたま…。結果、若の悲劇。妹ちゃんも、結果悲劇。
ぐすぐす泣いてたら、ドリーに慰めて貰って、ちょっと元気になって、うん明日からまた頑張ろう！と健気に思って帰ろうとしたら、馬が大暴走して明後日の方向へ長距離移動。迷子になって結局帰れず終い。

それから何か色々あったりで、ふてぶてしい名無しに成長した、ドジっこ赤鬼ちゃん。
いやん、可愛い。
たまたま昼寝してた荒寺がこたの潜伏先だったり、わざわざ道避けたのにらろたんに仕掛けられたり、いきなり草鞋の紐が切れるのは、ドジっこ・巻き込まれ属性の名残。
獅子音の砦に辿り着くまでに、迷って登ったり下ったりしたのはドジっこ・方向音痴属性の名残。
寝坊なのもドジっこのお約束。パン食わえて「遅刻、遅刻～っ！」と走って町まで鞍買いに行って欲しかった。んで、らろたんとぶつかって、お決まりのふんチラ。
らろたんとの勝負で雪で滑ったりしてるのも実は転んでるだけだったり…。
うなされるだけじゃなく、実は金縛りにも良くあってたり…。
刀の封印はもしかして、キツく縛り過ぎて解けなくなっただけだったり…。
こっそりドジドジして欲しい。
馬から落ちるのなんてしょっちゅうだから、落ち方も上手。くるりんぱ。これぞドジの巧妙。
そして、食用と間違えて煮込んだ木の実が強烈な臭いを発生させ、失神。　起きたら鍋につまづいて中身ぶちまけ頭に被り、結果、赤毛が黒毛に。へんしーん。これぞドジの巧妙。

可愛いよぅ。どじっこ赤鬼ちゃん物語。
ドジっこ赤鬼ちゃんは、馬たん大好き、わんこの肉球も大好き。健気です。
捏造、楽しいなー(笑)