戦いのメイク！

随分前のことですが。
通勤電車を降りて駅の構内を出口に向かって歩いておりましたら。
前を歩くおっさんが何度も何度も振り返るのです。
３歩進んで振り返る、３歩進んでは振り返る。どうやら私を見ている様子。
キモいな～と思いつつも、おっさんは立ち止まろうとしないし、声もかけて来ないのでこちらも無視を選択。
駅の外に出たら方向違ってたので、そのまま別れたのですが。
職場に着いて、ロッカーで鏡を見たらば。鼻に黒ずみがくっきりついておりました。
これはまるで、戦いのメイク！
まさにドリー傷と同じ仕様！
おっさん、これか！　これ見てたのか！
その日電車に乗った時、カバンの紐をドアに挟まれ、思い切り引っ張ったら顔面打ちつけたのです。
その時に見事に、ドリー仕様に汚れが付いちゃったらしい。それはもう、正月の羽子板に負けた罰ゲームのような見事な汚れっぷりでした。
おっさん、そこまでガン見したなら教えろよ！
他の人！徹底的に無視ですか！職場までも間、擦れ違う人みんなスルーしてましたヨ…。大人だな…。

とまぁ、これは私の痛い過去の出来事なんですが。
百鸞さまに硯を投げ付けられて頬に墨付けてたらろたん…。
彼は気付いていたんでしょうか。
絶対気付いてない！に5000ペソ！！
きっと誰にも教えて貰えずに一日中ニヒルに過ごしてたんじゃなかろうか。ああ、恥ずかしい奴(笑)

公開前、ヂアの第一ポスター（らろたん＆ななし）を観た時。
この渋い男前の主人公が、まさかぎゅるるる～って腹の音鳴らして登場したり、放尿シーンがあるなんて思いもしなかったけれど。
ライバルらしいパツキンの男前さんが、あそこまでネタの宝庫だとも思ってませんでした。しかも顔に墨付けられるなんて…(笑)
ヂア、とにもかくにも予想を裏切られたすごい映画でした。すげー！と改めて叫んでみる。
…飽きないなぁ、ほんとに。ふしぎー。